ネイルサロンとか美容院とかダイスキなんだけど、自己肯定感アゲながらキレーなおねーさんとおはなしできるサイコー空間。もとよりらだはあんまり知らんヒトとのあんまり知らんがゆえの雑然トークがけっこースキ。

 


なんか久々にああなるほど地獄かなとおもったコト、ひとつ。

職場でなんだったか同性愛がどうとかというハナシになって、わたしは作業しながら相づちをうっているくらいのものだったのでまあよくある話題だやなくらいにおもっていたワケですが、そこで久々になかなか、詳しくは書きませんが昨今聞かないくらいのド差別言論を耳にして、ヘエ、、、とおもっ、た。本心なにか反論したかった(し、てか、ぜったいにするべきだった)ケド、わたしは自分の身がかわいくてしかたなくてその場における異端者になることがこわくて、当事者にしかわかりませんよくらいのコトしか言えず、ほんとうに、それからずっとややもややももやもややに……なっており……。


なにも言えない自分が弱くて、ホントに、わたしは当事者ではなくセクシャル的にはヘテロですし、でも、それにイヤな気持ちをする人がたくさんたくさんたくさんいることを知っていた、同調こそしなかったけれど、そこにいる人間しか聞いていなかった世間話ではあったけれど、わたしがなにか言ったってわたしが悪者になるだけでなにも変わらなかったかもしれないけれど、それでも。


悪いひとではない、穏やかで人間との触れ合いが好きで他人を気遣えるひとで、だからこれを見てだれかに悪く言ってほしくないし、好きだし、まあそこそこにお年を召されているからともおもうし、でもそうなんだ、根付いた考えはカンタンに消えないものだと…最近現実でもインターネットでもめっきり目の当たりにしないものだから、ビックリしてとっさにコトバが出なかったのも…ある。

イマドキそんなこと、とおもう、イマドキじゃなくたって昨今じゃなくたって、ずっとくだらない固定観念に抑圧されて生きてきたであろうひとたちを、わたしもきっとないがしろにしてしまった。


正義感じゃなく、マジョリティゆえのマウントじゃなく、庇うとか、守るとか救うとか、そんな上から目線に大層なことじゃなく、ただ当たり前に、おかしいですよってひとこと言えればよかった。

向こうの正しさにはこちらの正しさをぶつけてよかったのかもしれない、平和主義すぎるのはわるいトコロで、100%の正しさなんてないことをわかっていても、少なくとも今回ばかりはわたしのほうが正しいとおもえたハズだった、口を噤んで声を出したほうが正しくなってしまうくらいなら。

その場だけのことでも、その場だけのことだから、世界を変えるのはムリでも、その場だけは変えられたかもしれなかった、そしてその場ではわたしにしかできなかった、このあえてそう表現する敗北は絶対的にわたしの弱さだった、サイアクだとおもった、だれにともなく謝って、柄にもなくくやしいから、柄じゃなくても次があるなら(もちろんないほうがいいけど)少しぐらいたたかう。


普通ってなんだとおもう、普通がイチバンなんて、同じように自分の好きなのがイチバンと言うくせに。たとえば好きが世間の普通じゃなかったら、好きを曲げてまで得る普通がシアワセだとでも言うの、普通とか普遍とか、それはただ人間世界での生きやすさの指標であるだけでしょう、生きやすさばかりをとって殺される自分たちはどこへいけばいいんだよう。

 


こうしてインターネットの片隅に吐き出して罪悪感を減らそうとしている矮小な人間性を少しずつでいいから変えたいとおもうんだよ。強くなりたいよなあいつも、見て見ぬフリは限りなく同じ悪に近いということをわかっているつもりなのに。これを悪と言うのも罪悪感というコトバを使うのも正しくはないかもしれません、それもこれも悪気はないでまかりとおるなら、コトバを飲み込む側の人間の肩身の狭さは一生モノかな。


なんかなあとおもってだれかに言わずにいられなくて、壁打ちをしました。たまには文章書かないといろいろわすれますねっ。またなにかあれば。